燕岳をがつがつ登ってきたので、
なんだか次はゆるーい山を楽しみたくなって。
てきとーな誘いに乗ってくれた友と八方尾根へ。
晴れのはずの天気予報だけど、
行く手は真っ白な雲とか霧とか。
白いなー、真っ白だなー、
を繰り返しながら、
それでも時折の、ちらり、に期待を隠せぬまま。
一番会いたかった不帰センパイ!!!
はぁ、今日もかっこいいです…♡
里とかこの辺りから見ると二峰がかっこいいんだけど、
唐松岳へと近づいていくと三峰がかっこよくなる、
あの縦溝がたまらない!!!
わかるよって言ってくれてありがとう。
良い奴だな!
高くへ登るって気持ちももはや持ち合わせていない二人でしたが、
通りがかった、気の良い友人に導かれるように、少しだけ高度を上げてみました。
雲海がきれいだよ、って教えてもらったポイントからは、
ぐんぐん湧く雲と、
偉大すぎる五竜岳と鹿島槍ヶ岳。
雲が岩肌にぶつかって、もくもくする様子に、しばし見惚れていました。
振り返ると、八方池。
池に映る空の色まできれい!
紅葉は、鮮やかというより、スモーキー。
9月に雨が多かったからかな。
それでも、ちょっとシックな色合いとか、
ダケカンバの幹とか、やっぱりこの時期の色合いって幸せだ。
たまには、びっくりするくらい鮮やかな木々もあって、
そんな出会いもうれしいよね。
紅葉の時期はこうじゃなきゃ!
ってくらい、ゆるゆるまったりハイクでした。
山にいる時間、目にする景色、山で聴く音、一緒に過ごす人、ふざけた会話。
ぜんぶがたいせつだなーって、
山が好きになった時の気持ち、また思い出せたような一日だったな。
ありがとね。