現代アートと遊んできた話

 

白馬村のお隣、大町市では、現在

北アルプス国際芸術祭なるイベントが開催されています。

大町方面を通るたびに、見かける、水色のバナーが気になって、

出かけてみました!

大町市内を5つのエリアに分けて、

約35作品ほどの現代アートが展示されているみたい。

 

何作品も観たい人のためには、鑑賞パスポートもあるけど、

ピンポイントで観たい人は、1作品300円で鑑賞することができるんだよー。

300円で現代アート鑑賞なんて、リーズナブル!

あたしは、大岩オスカールさんの「夢の部屋」って作品にお邪魔してきたよ。

大岩さん宅の玄関を開けると、

ほんとにドリーミーな世界観が広がっていました!

巨大なカメラの中に放り込まれたような、

ふわふわ浮いてるような、世界を楽しんできたよ。

浮遊しているかのようでいて、現実的。

とっても不思議なお宅でした。

龍神湖を見守る、大きな目にも会ってきました。

これは、パトリック・トゥットフオコさんの「龍(たつ)」って作品。

龍の子太郎の伝説からインスピレーションを得た作品なんだって。

いつもの、のどかな展望台が、急におしゃれな雰囲気に!

最後に、鷹狩山山頂のエリアに佇む、

クリエイティブチーム、目の「信濃大町実景舎」って作品へ。

古民家一軒まるごと劇的大改装!の作品。

観るというより、まさしく体験アクティビティ。

元々あったであろう間取りなんて概念は、どこかに消え失せて。

ところどころ、唐突に面影が顔を表しつつも、

まっしろくて、まぁるいカーブに囲まれたおうちでした。

 

まっしろなおうちの中を、探検できるんだよ。

疲れたら、北アルプスのとびきりの展望を眺めながら、ぼんやり。

まぁるいな曲線は、世界をやさしくする!

とでも言いたげな、やわらかくて、心地の良い空間。

とっても好きになりました!

 

現代アートって、

難しい知識とか薀蓄とか必要なく、

あ。なんか楽しい!

って自分の気持ちひとつで鑑賞できるから、

好き。

作家さんが、どんなことを伝えたいか、とかわからなくても、

おもしろい!

ありえない!

クレイジーだ!

って笑えたり、驚いたり、

作品の中に入ったり、自分がその一部になったり、

身体全部を使って楽しめるのも、魅力的。

 

北アルプス国際芸術祭では、

日にちによっては、作家さんのワークショップがあったり、

ぶらりと作家さんご本人が現れたり、なんてイベントもある模様。

北アルプスの麓で、現代アートを満喫。

なんて贅沢なんだ。

是非、今後も根付いてほしいイベントですね☆