4月上旬に、再びニュージーランドを旅してきました。
まずは、ニュージーランド国内に10あるGreat Walkの中でも、一番の眺望の良さを楽しめる、と人気のRouteburn Track(ルートバーン・トラック)へ。
ロングトレイルばかりが名を連ねるGreat Walkではありながら、 全長約32km、行程は2泊3日と、そのコンパクトさも魅力的。
私たちが歩く数日前に、大雨により橋と登山道が流出。
なので、通常のルートとは異なる道から歩き始めることとなりました。
谷底から続く、急な登り。
生い茂るシダ、苔むした木々が、太古を感じさせる森をひたすら登ります。
このルート変更により、ハイライトのひとつでもあるKey Summit(キーサミット)には立ち寄ることができませんでした。
しかし、このPass Creek Track(パスクリーク・トラック)と呼ばれる荒々しい登山道を歩く機会の方がレアかも!
初日、2日目の午前中と天気は下り坂。標高の高いところには雪も降ったよう。
レイクマッケンジーを見下ろす、このジグザグの上り坂も本当はもっと見晴らしが良いはずなんだけどな、とちょっぴり残念な気持ちを抱きつつ。
ジグザグを登ってる時は暑い、でも風が吹くと寒い…!というジレンマも、プレシェルが見事に解決。ほんとに頼もしいヤツだ!
ところが、稜線に出た瞬間こんな景色が待ち構えていました!!!
これこれ!この景色に出会いたかったんだー!!!
氷河を抱いた岩岩しい山たち。
山並みの遠く向こうには、タスマン海もちらり。
まさに絶景の連続です。
コニカル・ヒルという小山までちょっと足を伸ばそう♪と気軽に登り始めたのですが、想像以上の岩山。
ヒル(丘)ではなくて、しっかりマウンテンでした。一緒に登ったみんなと、苦笑い。
それでも、山頂からの360°の眺めは素晴らしかった!
山上湖とは思えない大きさのレイクハリス。
トレイルは、この湖畔を沿い、やがて湖から流れる川沿いへと続きます。
このあたりから、フィヨルドランド国立公園から、マウント・アスパイアリング国立公園へとエリアが変わります。
フラットな湿原への下り道。
遠くの山々の、氷河が削った岩肌を眺めたり、
レイクハリスから流れる川の水をさわったり、
咲き終わりの花々を観察したり。
のんびりと歩いていきます。
最終日は、ルートバーン谷を歩きます。
ブナの森の中を歩いて、時々河原で遊んで。
フォージ・フラットと呼ばれる、美しい渓谷でランチタイム。
約2,000羽しか生息していないとされる、希少種のブルーダックにも会えたよ。
この山旅のゴール、ルートバーンシェルター。
3日間行程を共にするうちに、仲良くなったハイカーたちが、
頑張ったね!おめでとう!
とにこにこ迎えてくれました。
みんなの歩く早さに圧倒されっぱなしの3日間だったような気もしますが、
とっても素敵な時間でした。
この旅の様子は、コロンビアスポーツウェアジャパンのwebマガジン、
CSJ magazineでも紹介させていただきました。
是非ご覧あれ!
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